国立2次後期日程|実際の倍率はどうなる?後期日程倍率予想!
皆さん、こんにちは!
香川県高松市にある予備校・塾 武田塾高松校です。
今回は、国立大学の後期日程についてご紹介します!
目次
国立大学後期日程について
今年度の国立大学の後期日程は、
2023年3月12日(日)以降に実施されます。
合格発表は2023年3月20日(月)~23日(木)です。
前期日程との違い
後期日程が前期日程と異なる点は、大きく分けて4つです。
①日程
前期日程は2月下旬に実施され、
後期日程は基本的に3月中旬に実施されます。
➁募集人数
多くの大学が、前期日程で全体の8割程度の人数を募集し
後期日程では2割ほどの募集人数に設定しています。
③試験科目
前期日程では、
文系は外国語・国語・地歴公民・数学の中から2~3科目、
理系は外国語・理科・数学の中から2~3科目試験が課される場合が多いです。
後期日程では、
前期日程よりも科目数が減ったり、
総合問題の出題、共通テストの結果のみで合否を決定するなど、
大学ごとに対応が異なる点に注意が必要です。
④難易度
前期日程よりも後期日程の方が難易度が高い傾向にあります。
【2023年度】後期日程の現在の倍率
香川大学を例に、後期日程の倍率についてご紹介します。
香川大学の現在の志願者数・倍率は以下の表の通りです。
学部 | 日程 | 募集人数 | 志願者数 | 倍率 |
法 | 前期 | 75 | 205 | 2.7 |
後期 | 35 | 245 | 7.0 | |
経済 | 前期 | 110 | 207 | 1.9 |
後期 | 35 | 226 | 6.5 | |
教育ー小学校 | 前期 | 55 | 132 | 2.4 |
後期 | 18 | 149 | 8.3 | |
創造工 | 前期 | 183 | 363 | 2.0 |
後期 | 55 | 244 | 4.4 | |
農ー応用生物科学 | 前期 | 90 | 187 | 2.1 |
後期 | 10 | 127 | 12.7 | |
医ー医 | 前期 | 79 | 284 | 3.6 |
募集人数 | 志願者数 | 倍率 | |
前期計 | 683 | 1554 | 2.3 |
後期計 | 160 | 1069 | 6.7 |
大学計 | 843 | 2623 | 3.1 |
【2022年度】後期日程の実際の倍率
次に、昨年度の募集人数と実際の倍率をご紹介します。
学部 | 日程 | 募集人数 | 志願者数 | 倍率 |
法 | 前期 | 75 | 221 | 2.9 |
後期 | 35 | 242 | 6.9 | |
経済 | 前期 | 110 | 330 | 3.0 |
後期 | 35 | 274 | 7.8 | |
教育 | 前期 | 91 | 196 | 2.2 |
後期 | 25 | 184 | 7.4 | |
創造工 | 前期 | 183 | 628 | 3.4 |
後期 | 55 | 299 | 5.4 | |
農ー応用生物科学 | 前期 | 105 | 305 | 2.9 |
後期 | ||||
医ー医 | 前期 | 79 | 520 | 6.6 |
募集人数 | 志願者数 | 倍率 | |
前期計 | 698 | 2315 | 3.3 |
後期計 | 150 | 999 | 6.7 |
大学計 | 848 | 3314 | 3.9 |
後期日程の倍率は高い?
昨年度の倍率を見ても分かるように、
後期日程の倍率は前期日程に比べて大幅に高いことが分かります。
香川大学だけでなく、
他の大学でも同様の傾向が見られるため
後期日程は難易度が高いと言えます。
後期日程の欠席率
後期日程は、非常に高い倍率となっていますが
実は、後期日程は出願するだけで実際には受験しない人がいます。
国公立大学を志望する受験生は、
出願の段階で様々なケースを想定しています。
前期日程で思うような結果が出せなかったケースを想定して
後期日程に出願する受験生も多く、
国立大学の後期日程の欠席率は年々上昇しています。
2022年度入試において後期日程の欠席率は62.9%にまでのぼり、
2023年度入試でも同様に高い欠席率が予想されます。
後期日程の募集人数は少なく、狭き門であることは確かですが
欠席率の高さからも分かるように
最後まで諦めなければ逆転合格も十分にあり得るのが特徴です。
今回のまとめ
今回は、国立大学後期日程についてご紹介しました!
後期日程は、
前期日程に比べて難易度が高いですが
欠席率もかなり高く、
最後まで諦めなければ逆転合格を掴むことができます。